和箪笥に眠っている着物を整理しなければとずっと考えていました。コロナ禍の外出自粛の3年でいろんなものを断捨離しましたが、着物はなかなか決断できずに来てしまいました。友人のHさんの所には周囲の方たちから絞りを含め和服類が持ち込まれ大分作品を作り上げた聞いています。私もその中の何点か戴いています。中には疋田絞りの凄く高価であったろうと思われるものもあって惜しいなぁとため息をついていました。「使用してくれる人が無ければ仕方ないでしょ。残されても若い人は困るのよ」とHさん。さらに「糸が劣化(弱くなっていて)していて仕立て直さないと着れないし、絞りの始末は大変だし」と・・・・。分かります絞りは一番厄介な着物という事、それでも若い頃は総絞りの和服は着たくて無理をしましたね。今回思い切って2枚の羽織のリフォームをHさんに依頼しました。
7月8日サークルの暑気払いの日にHさんに戴きました。手提げバッグと袱紗挟みと小物たち素敵な作品に仕上がって手元に届きました。いつものことながら作品を目の前にして感激してしまいました。
生まれ変わったこの作品をいつデビューさせてあげれるかしら。来年のサークルの新年会かな?楽しみにしています。Hさんいつもいつも有難う。創作の才能をうらやましく思っています。
Hさんの古いお付き合いの友人の絵手紙展へ文京シビックアート・サロンまで行って来ました。
絵手紙のサークルの皆さんの作品の展示です。歳を重ねるとどんどん何をするのも億劫になってしまいがちですが(これって私だけ??)、例外の方たちもいらっしゃいました。皆さん何点も作品を発表しています。私は一年半ほど体験したことがありますが続かなかったです。会場では99歳の会員さんの作品に接し驚きました。私より20歳も人生の先輩です。主宰者のお話では「前前日に会場へ来ていました」という事でした。お話の機会があれば白寿まで元気に生きる知恵を是非伺いたいものだと思いました。
主宰者のMさんの作品ではコロナ禍で入院中のご主人との面会が制限され、絵手紙を送り届けていたらしく作品の中に葉書がありました。身内でも面会できない大変な時期でしたが、奥様から贈られる絵手紙でどんなに励まされたかと思います。
手話ダンスのお仲間5人と音楽会へ参加して来ました。今回の会場は川崎市国際交流センターです。268回を迎える定期コンサートでした。久しぶりの会場はすっかりきれいにリフォームが済んで見違えるほどでした。そして待ち合わせの元住吉の駅舎も橋上橋になり近代的な駅になっていました。前回来たのは何年前の事だったのかな?
NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公、牧野太郎博士の牧野記念庭園を訪れました。
なかなか実行に移せていなかった美術館へ行って来ました。東京に長く住んでいても行ったことがない所は多いです。この美術館も始めての訪問でした。
以前、紀伊國屋ホールで「熊谷守一物語」(無欲の人)を観劇したことがありました(2013年6月27日ブログUP)。画家としての名前は知っていましたが、「絵」を見るのは初めて。その熊谷守一さんの美術館は東京メトロ有楽町線要町にあります。画家が死去までの45年間家族と暮した家と庭の跡地に建てられた私設の美術館でしたが、今は豊島区立の美術館になっています。
生きとし生けるもの、何気ない身の回りのものに画家のまなざしがいったと言います。ありの行列を日柄一日観察していたという話も聞いたことがあります。「私はお国の為に何もしていないから」と文化勲章の内定を辞退したり勲三等叙勲の内示も断ったというお話も記憶にあります。一度くらいはきっと絵を観たことがあると思います。↓購入したポストカード。チケット。訪問のきっかけをくれた新聞記事のスクラップ。
美術館から帰って一休みしているところに姪から嬉しいプレゼントが宅急便で届きました。今まで東京と仙台を行ったり来たりの忙しい生活をしていました。この度仙台の家を引き上げるので、かたずけに行って利用していた生協から私達へさくらんぼの手配をしてくれました。多忙な日を過ごしているのにいつも気配りをして貰っています。感謝して頂きました。