真夏日が大分続き巾着田の彼岸花がなかなか咲かず予定していたライトアップを一週間延ばしたというニュースを見ていました。暑さは人も自然界にも影響が大ですね。ニュース見た一週間後の新聞スクラップです。府中市郷土の森博物館の敷地で咲いた彼岸花が見頃を迎えたというものでした。月末まで見頃は続くと書いてありましたが、写真の様子では盛りを過ぎているように思えるのですぐに実行に移しました(26日)。
府中市郷土の博物館は初めてでした。井の頭線明大前で乗換、京王線分倍河原駅前からバスです。
巾着田より規模は小さい感じですが、少しづつ球根を植えて増やしている最中だそうで頂いたレーフレットに説明がありました。梅林の中に咲いていましたが、春には梅林も素敵だろうと思いました。曼珠沙華と並んで萩のトンネルも良かったです。
博物館の中にはいろんな建物が展示されています。旧町場庁舎、旧郵便通扱所、旧島田家住宅、旧河内住宅、旧田中家住宅そして茶室の梅欅庵、水車小屋と見学しやすい様にとてもうまく配置されておりゆっくり見学できました。
一カ月半ぶりに中目黒公園まで行って来ました。猛暑日が続いていつもの散歩も陽の落ちる頃から一番近いコース(都立公園~アーケード街往復)を歩いていましたが、今日はコースを変えてみました。暫くぶりの公園はどこかしこにすっかり秋の気配です。黄花秋桜・パンパス沢山咲いていました。
山手通りから見た夕焼け。
SOMPO 美術館で開催の展覧会へ行って来ました。大江戸線都庁前より徒歩7~8分と思っていましたが、大分前に行ったきりでしたので地下道連絡口で迷って服飾ビルに行きつく迄大汗をかいてしまいました。高齢になると目的地に着くまで大変で~~す(これってわたしだけ?)。
「山下清の生誕100年を記念する大回顧展」でした。マチス展より人出は少ないと思っていましたが、こちらはマチス展より大変!!チケットを買うまで凄い列でその上エレベーターに乗るまでもがっかりするほど待たされました。会場内は比較的楽でしたが・・・。
昔「山下清物語」というテレビドラマがあり家族みんなで観ていた記憶があります。関西の芸人の芦屋雁之助さんが演じていました。新潟出身の式場博士が精神科医として山下清を支えた話も聞いてこともあり、それに「長岡の花火」という作品が有名だったので新潟出身の人なのかとずっと思っていました。今日思い違いであることを知りました。「長岡の花火」の実物を見たのは今日が初めてでした。
東京都立美術館で開催されている展覧会へ行って来ました。
旧盆の夏休み中、故郷への帰郷のニュースが朝から賑やかでその上今日は金曜日、美術館は8時までなので午後3時頃にはきっと空いているだろうと出かけました。上野駅からの公園内の人混みは外人観光客を含めて大変でしたが、美術館は当日時間指定3時からのチケットがすぐに取れて、待ち時間なしで入ることが出来ました。
マチスとピカソはことあるごとに対比され正反対の美学を代表しているようにみなされ、マチス芸術の本質が色彩であるのに対し、ピカソ芸術の本質は線だと批評家は述べている(図録の説明にありました)。気難しいピカソが唯一尊敬したと言われると何かの本で読んだ気がします。マチスは性格がとても温和だったようですね。病気の辛さにもめげず、愚痴もこぼさず絵筆を持てないと分かれば他に出来る事は何かと切り紙絵に挑戦し、最後の大きな仕事(集大成)はヴァンスロザリオ礼拝堂のすべてのデザイン(宣教師の上祭服、双子窓、壁面の銅版画)これはビデオ編集されていて4K映像で5メートルにも及ぶ大きな画面で観賞してきました。
マチス展を観ての帰り道、国立西洋博物館から上野駅までの道に生のお花の盛花が見事でした。今年上野恩寵公園開園150年になるそうです。炎天下に萎れもしないでどのポット見事なのです。人間は暑さに参ってへとへとなのに・・・・。
丸善丸の内本店で開れている「リト展」へ行って来ました。↓切り抜き右側の絵葉書はH子さんが横浜赤レンガ倉庫街での展覧会で観て私に書き贈ってくれたものです。葉書を戴いた時にはリトさんの事は何も知らなかったのですが、その後テレビや雑誌などで取り上げられた番組を目にするようになりました。小さな葉っぱにこんなに細かい細工が出来るなんて「凄い!」としか言いようがないです。また描く世界が小さな可愛い動物たち。「葉っぱ切り絵」が好きになりました。
新聞記事によるとリトさんはADHD(注意欠陥・多動性障害)。周囲との人間関係が上手くいかず「何かじぶんの武器になるものはないか」と模索する中で葉っぱ切り絵に出会ったと書かれてありました。集中力、細かい事に没頭できることは誰にも負けないとリトさんは制作を始めたきっかけになったそうです。「やっぱり、すごい!!」です。