今日から7月。今朝、百合が咲きました。ほとんどの百合(白百合・姫百合・鬼百合・鹿子百合・鉄砲百合・黒百合・車百合・早百合)は7月の季語に入るそうです。
花言葉は「威厳」「純潔」「無垢」だそうです。義母が百合が大好きでした。特に「カサブランカ」はお気に入りで玄関に欠かさず活けていました。「ママ!匂いがきつすぎるかしら?」「毎回変わり映えしないけど私、好きなのよね」ってと気にしながら・・・・。義母とのいろんな思い出がよぎります。大変で半日口を聞かないこともあったりしていたのに、不思議とよい思い出しか浮かびません。友人もみなさんそう言います。有難いことですね。
昨日はアミカ祭りの打ち上げで、学大の居酒屋で反省会でした。先週も一週間忙しい日を過ごしました。やり残したことは「歯科検診」と「胃がんリスク検診」の二つ。今週中には予約を入れなくては・・・・。
6月晦日の庭でにじり花が一本だけ咲いていました。
頂いた鉢植えの百合を地植えにして置きましたら大きくなって2つの蕾がついています。もうすぐ開花しそう・・・。
小海老草も一つだけ花をつけていました。花のつく穂が苞に覆われていてその形が海老の尻尾に似ていることからつけられた名前といいますが、ほんとにその通りです。
狭いせまい庭ですが、午前中庭に出ていました。気分転換には花いじり・土いじりが一番ですね。梅雨の晴れ間の貴重な日曜日でした。
※紀伊國屋サザン・シアター。
一昨日、民藝6月公演「無欲の人」を観て来ました。目立つことを嫌い、他人と争うことを好まず、ひたすら「いのち」を見つめ続けた超俗の洋画家・熊谷守一。穏やかな生活を愛し、晩年は猫や蟻、蝶などの小さな生命を描き続けた画家。その自由で無欲な生涯を脚本家の相良敦子さんが書き下ろした初戯曲でした。
※プログラムのこの絵見たことがありますね。
洋画家・熊谷守一さんについては名前だけは知っていましたが、他は殆ど何も知りませんでしたが、会場でいただくプログラムやお芝居の中から様々なことが想像できました。東京美術学校(芸大)を首席で卒業した熊谷守一はなかなか絵を描こうとしない。同級生の画家仲間はその才能を惜しんで展覧会への出品を強く促すのですが、重い腰を上げない。時代に迎合しなかった為に家族は借家を転々とする赤貧の生活を余儀なくされる・・・。けれど家族や周囲の人たちの友情に支えられた生涯だった。誰からも愛されるいい性格だったのでしょうね。きっと。
終生変わらぬ友情を貫いた作曲家信時潔さんが彼の家族を支える優しさにあふれる物心両面の支え・・・。現代にはこんな友情はあり得ないな~と(私の周りにはいないだけなのかしら?)考えながら見ていました。
民藝も劇団創立63年を迎えたことを毎月送られてくる「民藝の仲間」で知りました。出産・子育ての時期そして夫の仕事で東京を離れていた時期を除いて「民藝」のお芝居をずっと観て来ました。特に熱烈なフアンはいませんが、一人だけあげるとしたら樫山文枝さんかな?愛くるしさ、あの声がたまらないです。次回の公演「集金旅行」は樫山文枝さんが出演します。楽しみです。
民藝創立63周年記念を祝って劇団から各賞の発表があり、斎藤尊史さんが特別奨励賞を受賞しました。「帰れ、愛しのシーバ」「「真夜中の太陽」「夏・南方のローマンス」とここ続いて随分彼の活躍を観て来ましたが、やっぱりと納得ができる気がします。若い役者さんなのでこれからも頑張ってほしいですね。
斎藤尊史さんは私のブログに立ち寄ってくださるKさんの知人の息子さんだったのですよ。世間は狭いってことですね。応援にも力が入ります。
上野の国立西洋美術館で開かれているラフェエロの展覧会へ行ってきました。500年目の来日と評判の展覧会で3月から開催されていましたのにとっくに前売りのチケットを買い求めておりましたのに今日になってしまいました。いつものことながらぎりぎりになってしまいます。
混雑情報をネットで調べましたら午後4時過ぎからの入場がゆっくり観ることができるかもしれません。と記してありました。どこの美術館も金曜日だけを午後8時まで延長しておりますがラファエロ展は他の曜日も8時までに延長しているそうです。人気の高さが分かります。
聖母マリアとキリストを愛らしく描いたことから聖母子の画家として知られるラファエロですがその中の最高傑作「大公の聖母」が日本では初めての公開になりました。その名の由来は18世紀にトスカーナ州の前身国家の君主であったハプスブルグ家のフェルナンド3世が愛蔵し決して手元から離さなかったことに由来するそうです。比較的ゆったり鑑賞しながら進みましたが、この「大公の聖母」の絵の前だけはガードマンが誘導していました。一列に整列して進み観賞しました。
ラファエロ・サンツオは1483年イタリアの中部の町ウルビーノで生まれました。宮廷画家であった父に絵を学んだ彼はレオナルド・ダ・ビンチやミケランジェロの表現を吸収して腕を磨きます。卓越した才能美しい容姿、社交的な性格が教皇や貴族に愛されてヴァチカン宮殿の壁画を制作するなどして栄光を手にしたといいますが、わずか37歳という若さで生涯を閉じました。
絵の展覧会では図録だけは必ず買うことに決めていますが、今までに初めてのことでしたが、図録が売り切れで残念ながら持ち帰ることはできませんでした。増刷でき次第自宅あてに送ってくれるとのことでした。
定例協議会の後「認知症になっても住みやすい町に必要なもの」をテーマに3回目の学習会に出席してきました。
先日(6月2日)の新聞記事によりますと、65歳以上の高齢者の認知症の人は推計15%で2012年の時点で約462万人に上ることが厚労省研究班の調査で分かったそうです。さらに認知症になる可能性がある軽度認知障害の高齢者も約400万人がいると推計され65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍となる計算だそうです。恐ろしい数字です。できれば逃れたいけれど、こればかりは認知症に絶対ならないという保証は一つもない訳で困ったものです。
前回の学習会に引き続いてグループ・ワークで多くの意見や考えを発表し合いました。今回は特に認知症に対する近所や地域の理解が必要になるので小さな勉強会をするのにどのような所から始めていった方がよいかということの意見交換でした。いろんな意見が出ましたが、出席された高齢福祉課・在宅介護支援センター・地域包括支援センターの予防担当者や担当保健師さんたちが意見を持ち帰り検討を重ねて結果が出るものと思います。行政に期待をするとともに私たちも行政との連携がうまくできるようにできることから身近にある小さな事からやっていきたいと思っています。