先月の30日フェルメール展の招待券が送られてきた事をブログにUPいたしましたが今日は上野の森の東京都美術館で開催されている展覧会に行ってきました。義母が退院後初めてお稽古に出るというのでその時間内は安心して出られると選びました。夏休みも終わり学生たちの入場もきっと少ないと考えて出掛けてみたのですが予想外でした。「待ち時間40分」との立て看板が出ておりましてまぁこの程度は仕方ないと覚悟を決めましたが、列に並び会場へ入るまで一時間ちょっと掛かってしまいました。それでも館内は比較的にゆっくりと鑑賞することができました。
世界に現存する30数点のうちから7点の作品の来日でした。はじめは8点の予定だったらしいのですが作品保護のために「絵画芸術」は出品不可ということでした。私が一番見たいと思っていた「真珠の耳飾りの少女」はありませんでした。ともに残念!!
※せめて絵葉書で・・・。
特別出品のアイルランド・ナショナルギャラリー所蔵の「手紙を書く夫人と召使」(1670年ごろの作品)そしてフェルメール作品の最後の列に加わったという「ヴァージナルの前に座る若い女」11年の歳月をかけて真作と判断されたという作品の前はさすがに多くの人だかり・・・・。
帰って買い求めた画集やリーフレット類を見直しましたが「ヴァージナルの・・・」の絵の前で女性の羽織るショールがいやに重苦しく不自然と感じて帰りましたが、この部分を完成させないで死去したフェルメールの代わりに誰かが加筆したという説もあるそうで結論は出ていないそうです。な・る・ほ・ど・
時間に迫られていて西洋美術館や芸大の方まで今日は足を延ばすことができずに残念でしたが、義母もお稽古の疲れも見せず元気で帰宅。これなら私も少し出歩けるかなと嬉しくなりました。
「食欲の秋」ではなくて「芸術の秋」にしたいもので~~す。