美しき櫻貝ひとつ
去行ける君に捧げん
この貝は去年の浜辺に
われ一人拾いし貝よ
ほのぼのと薄紅染むるは
わが燃ゆる淋し血潮よ
はろばろと通う香りは
君恋うる胸の漣
あ~
なれど、わが思いははかなく
映し世の渚に果てぬ
学生時代に良く歌った唄です(今はもう高音部はとても無理ですが・・・)2日~4日まで伊東温泉に出掛けていた義母のお土産の「櫻貝」です。地元の方とゲートボールの親善試合のための伊東入りでした。地元の方から戴いたそうです。この貝を見ていたら懐かしい時代に引き戻されたようなとてもロマンチックな気分になりました。
浜辺ではなかなか見つけにくくて、拾った数個の櫻貝を大切に持ち帰り好きな人にどんな風に渡したらいいのかしら??と心を砕いていた若かりし頃の私・で・し・た。(笑)
触れたら壊れそうな淡い淡い薄紅色です。
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一昨日、町会の御長老Mさんのお通夜に出向きました。長いこと氏子総代(7町会の代表)を勤められていました。満100歳でした。義父と同じ年でした。昨年はYさん(102歳)とKさん(104歳)がなくなり町会の明治の星がまたひとつ消えました。
※昨年なくなられたYさん宅の枝垂れ櫻。
※戦後の何もない時代からこの町会を見守ってくれた櫻並木。
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