カポックの木が折れそうになっているのが気になって朝早くから庭に出ていました。(だいぶ前から朽ちかけていました)普段はほとんど気にもせずに花柄摘みと散水をするくらいのネコの額ほどのところの庭仕事です。こおろぎの合唱のなかに「ゲロゲロ・・・」の声も混じっていたのでしょうが気が付いていなくて、今日、庭で初めてヒキガエルを見つけました。背中にいぼいぼのあるアマガエルのように綺麗な緑色でなくて茶色(完全な保護色で見分けがつきません)のグロテスクな格好のかえるです。
義母に話したらだいぶ前にも庭に住んでいたことがあったと話してくれました。その後家を建て直していますので最近になって住み着いたものと私は思います。ヒキカエルは死者の魂と引き換えに・・・とか、「か・え・る」の意味をとても良いほうに解釈している言い伝え・民間信仰があります。日本に限らずに古代ギリシャでは幸運の前ぶれといって大切に飼育したと聞いたことがあります。
カエルの話を息子にしたら、「そうだね、サラマンカでもカエルは縁起の良いものとされていて・・・・」とスペインの話も出ました。
30年位の寿命といいます。今何歳かわかりませんが、私よりも長生きになるのかしら?家を守ってくれて、幸運をもたらしてくれるというヒキカエル大切に飼育しようと考えています。