
※エルミタージュ広場。

※美術館チケット。
アレキサンドルさんの案内で館内をランチを挟んで4時間で観てまわります。とても見きれないと思いますが、頑張ってできる限り観て回りたいと思います。日本語バージョンのフロアガイド(総合案内)を戴きました。暫くガイドさんについて回り後は自由行動です。

※フロアガイド(日本語版)
エルミタージュ美術館には収蔵美術品数が約300万点、全展示室を歩くと20キロメートル以上になる世界屈指の大美術館です。元は「冬の宮殿」と呼ばれた皇室一家の宮殿です。

※ヨルダン階段。

※ヨルダン階段の天井画。
ラファエロの回廊

エカテリーヌ2世はラファエロとその弟子にバチカン宮殿の回廊に描いたフレスコ画が気に入り2人の画家に複製を依頼したそうです。キャンパスに描かれた壁画の複製が完成するとそれらをエミルタージュに飾るために、バチカン宮殿の回廊をそのままに模した回廊をエミルタージュに造ったといわれています。それぞれの回廊には「ラフェロの聖書」と呼ばれる旧約聖書からのエピソードが描かれています。こんな幸せがあるでしょうか?私一人占めのギャラリーでした。だぁれも通おらないのですよ。いやぁ~~幸せ!しあわせ!日本で初めてのラファエロ展を国立の西洋美術館(2013年)で鑑賞した時の感激が頭をよぎりましたね。「大公の聖母」がメインでしたけれど「ヴァチカンのロッジア」「プシュケのロッジア」の解説をみてその時ラファエロの仕事を知った訳ですが、ヴァチカンの回廊を模写したものがエルミタージュ美術館にあるなんて思いもしませんでしたから・・・・。すごい出会いでした。

ブログをアップしながら「ラフアエロ展」の時の図録を取り出して見直しています。「大公の聖母」に長い行列で鑑賞し、その時は回廊の説明何て何も気にせずに頭にも残っていなかったのにエルミタージュ美術館で思いもかけず出会って勉強させていただく本当に嬉しい事ですね。
大使の階段
ロマノフ王朝の時代各国大使はこの階段を通って皇帝に謁見したといいます。
玉座の間

※ピョウトル大帝の玉座。
孔雀の時計

※エカテリーナの恋人ポチョムキンがプレゼントしたと聞いたことがありますが本当?
エルミタージュ美術館の著名な絵画。
まだまだ沢山カメラに収めて来ました。「放蕩息子の帰還」「「ダナエ」「懺悔するマグダラのマリア」「リッタのマドンナ」など画集などで観ていたものの本物を目にしてとっても嬉しかったですね。

※2階中庭。

※モザイクのフロア。ナポり(ポンペイ遺跡)でもこれに劣らないモザイクを見たような気がします。すごく繊細です。

※1812年戦争のギャラリーの天窓。

子供達の団体によく合いました。きっと授業で来ているのですね。小学生のころからこんなに身近によい「絵」と会えるのですから幸せなことです。

ちょっと疲れて外に目をやるとこの景色。王朝の隆盛が伝わりますね。広大な敷地に贅を極める建築物美術品など・・・・。4日かけても見られないところを4時間では駄目ですよね。もう一度サンクトペテルブルグへは行かなくてはと思っています。
***** 今日の夕食 *****
***** 今日のホテル *****

※ホリデイ・イン
カード・キーです。部屋は勿論ですが、エレベーターにもカード・キーを使用しないと動きません。
エミルタージュってフランス語で「隠れ家」「隠者の住まい」「人里離れた所」だそうです。