新国立美術館で開らかれている美術展へ行って来ました。5週目の木曜日はラウンドのレッスンがお休みなのでリフレッシュの時間を取れました。日展の初日と重なり大勢の人たちで館内は混んでいましたが、チューリッヒ美術館展の方はそれほどでもなくてゆっくりと鑑賞できました。
スイスの誇るチューリッヒ美術館の所蔵品の中から世界屈指の近代美術のコレクションをまとめて日本で初めてという展覧会でした。印象派代表する画家モネが晩年に手がけたという幅6メートルに及ぶ睡蓮の大作、セザンヌ、ゴーギャン、ルソーらポスト印象派の画家たちの代表作、ホドラーやヴァロットン、クレー、ジャコメッティといったスイスゆかりの作家による珠玉の作品群、カンディンスキーやモンドリアンら抽象絵画の名作、更にムンク、マティス、ピカソ、シャガール、ミロ、ダリといった20世紀美術の巨匠たちの74点の展示でした。
私が一番観たかったのはモネの「睡蓮の池、夕暮れ」幅6メートルに及ぶ睡蓮の大作でしたが、少し期待外れでした。2008年パリ・オランジェリー美術館で観た「睡蓮」の大作の方の衝撃があまりに大き過ぎて・・・・でした。モネは晩年「睡蓮」を沢山描いたんだなぁと思いました。今まであちこちの美術館でいろいろな「睡蓮」を観る機会に恵まれましたから・・・。
ついでに「日展」会場へ・・・・。不正審査問題を受けて組織・運営を改革して第一回の「日展」の開幕でした。
久し振りのミッドタウンはハロウィンの飾り一色でした。