23日付の天声人語のスクラップです。
NYの近郊で半世紀を過ごした江崎真佐子さんが「ひととき」欄に投稿した記事に対する筆者の感想が書かれてあります。私も同感で何度か読み返しました。
日本語の乱れがあちこちで囁かれて久しいですが、このごろの若い人達の会話を耳にして「これって、どういう意味なのかしら?」と戸惑うことがたびたびあります。否定の否定だから肯定かと思いきや・・・どうも違うらしい。今、とても人気があるというAKB48のお嬢さんたちとの会話でやはり私よりずっと若い司会者が頭をひねっていた事を思い出します。古稀に近い私が理解できないのも仕方がないのかもしれません。
私にも筆者と同じ思いの異郷の友人がいます。アメリカ西海岸グリーン・ブレに住んでおられるMIMII さんです。お若い頃にアメリカに渡りアメリカ人と結婚して長く西海岸に住んでおられるのですが、戴くメール(コメント)にいつも感心させられています。暫くこの日本語使っていないわ!と思う言葉や、こんな表現の仕方があるのだわ。と教えられたり、反省させられたりすることがあります。美しい日本語を持って渡米し、そのまま大切な母国語として残して下さっている事に感謝したい気持ちがいっぱいです。ずっと残したい美しい日本語を外国に住む日本の方たちから逆輸入させて貰っている感じでしょうか?
美しい日本語の使い手に出会った時は心和むし、自分自身も美しい日本語を話して行きたいとこの記事を読んで思いをさらに深くしている所です。