次の旅をギリシャに決めた時、頭をよぎったのは、近代オリンピックの発祥の地アテネ。パルテノン宮殿。ギリシャ神話。エーゲ海の紺碧の海。オリーブ。ピスタチオ・・・etc. 旅を終えた後の感じたこといくつか並べて見ようと思います。
「ギリシャ神話」の神々をいくつ知っているかな?思いつくままに・・・「ガイヤ」「クロノス」「ポセイドン」「アフロデイテ」「アポロン」「アテネ」「ヘルメス」「ヘラクレス」「メドウサ」「アンドロメダ」添乗員の若いお嬢さんがものすごく詳しくて、説明をしてくれて有難かったけれど、横文字(カタカナ)の覚えられないのには閉口した。考えれば古事記や日本書紀に登場の人物だってそういえば駄目なのだから・・・・。横文字のせいでなくて私の頭の構造。納得せざるを得ません(>_<)。
*ギリシャの食べ物*
食べ物はみんな美味しかった。私の口に合ったと言った方が良いのかな?タラモ(たらことポテトのサラダ)スブラキ・フェタ(たいていのサラダに入っている山羊乳のチーズ)たこ(・・・名前を思い出せない)これまた名前を思い出せないが、野菜、お肉、チーズなどを何層にも重ねて焼いてドミグラスソース&ケチャップソース、ちょっと言い表せないほど中身の濃い美味しい味のソースでいただきました。これではカロリーオーバーと思いながら頂いて来ました。
食べ物の一番の感激はカランバカのホテルでディナーの後、もうこれ以上食べられない満腹感なのにボーイの運んできた、オリーブ・バージンオイル(香水瓶のような可愛い小さな入れ物に入っていました)と一切れのフランスパン「どうぞ召し上がれ!!」のお勧めに一口・・・・。本物の本物のオリーブ・オイルはこんなに美味しくて、こんな味がするのだ。とつくづく感心しました。カランバカのホテルで頂いたバージン・オイルの味はここ何年もお目に(お口に)にかかれません。どなたか推奨品があったら教えて貰いたいものです。
「タベルナ」というから食べてはいけないと思いきや、ギリシャ語で「食堂」という意味でした。
お土産はからすみ、ピスタチオ、イチジク(乾燥)、CD(4枚)、お決まりのキーホルダとブック・マーカー。マンドリンより一本弦の少ない「ブズキ」という楽器を是非息子にと思ったけれど矢張り手は出ませんでした。シンタグマの楽器屋さんも覗いてみましたが、まずは価格それに素人の私に果たして音の良さなど分るのかと?思ったら二の足を踏んでしまいました。結果的には良かったです。観光客相手に結構いい加減なものを売りつける場合もあるとの事で夕食の時のツアーの人たちの話題になったので買わないのが正解だったかなと・・・・。このブズキの演奏では、エーゲ海クルーズのアトラクションで14歳の少年のブズキの演奏を聴きました。世界を目指している天才少年と司会者は紹介していましたが、素晴らしい音色でした。あの哀愁を含んだ音色。またずっと後になりますがオリンピックの開会式のセレモニーでも聴き、ソロでないブズキの演奏もなかなか良いと思いました。
2004年アテネ開催のオリンピックのCMフィルムでデルフィの遺跡での採火のセレモニーをテレビ観た時は、その地にこの足で立ったことがあるというだけで興奮した覚えがあります。古式ゆかしい採火フィルムは神秘的でした。
タクシーのこと。日本との違いは相乗りが基本。これには慣れないせいもありシンタグマの中心街から皆でホテルまで徒歩で帰りました。星を仰ぎながら・・・。
** エーゲ海の紺碧の色 **
ジブラルタル海峡の出口が狭いうえに雨が少なくて蒸発するので、蒼さが違うと聞いて出かけましたが、海の色は他の海の色とは確かに違っていました。晴天日数が約280日との事。エーゲ海では降水量も少ないはずなのに雨の方はエギナ島でもデルフィでも結構に降られ苦労しましたが・・・。
* キヨスク *
町のどこそこにキヨスクがあり、品数が豊富で、フィルム・カメラの電池でお世話になりました。
** アルカイック・スマイル **
ギリシャ彫刻の特有の表情・唇の両端が上向きで微笑みを浮かべたように見える。とても懐かしい思いがしました。何処かで会った事があるような、日本の仏像(飛鳥時代~)にもこんな表情を観ることが出来ますね。それにエンタシス。石と木造の違いはあれ法隆寺や奈良のお寺の柱を思い浮かべたりしていました。
ギリシャで買った日本語バージョンのガイド・ブックです。下はおみやげ物の包装紙です。更紙(藁半紙)に遥か昔の謄写板印刷を思い出す素朴なものでした。日本の過剰包装を考えさせられました。
旅をするときは必ずその街でガイドブックを買うことにしています。英語バージョンのものです。
***** お願い *****
旅行から大分日にちが経って、記憶のあいまいなところもでてきています。間違いは教えてください。よろしくお願いいいたします。