年末は少し過密スケジュールでしたが、3が日を過ぎて今日まで少しゆっくりした日を過ごしています。今年も昨年と同様に健康で過ごしたいと「一日6000歩」と簡単なようではあるけれど実行には結構努力が必要な目標を立てました。昨夜の夕ご飯の残り物でブランチを済ませコーヒーを飲みながら「徹子の部屋」に目を遣っていました。特に観たいわけではないのに義母と二人の食後の習慣になっていまして義母が亡くなった今もひとりで同じ習慣を抜け出せずにいます。ゲストのトークもですが、あの時義母はこんなこと言っていたなぁ~とか思い出はいっぱい・・・・。
ポケットに忍ばせている万歩計を確認したらまだ500歩にもなっていません。朝からの家事労働ではたいしたカウントになりませんね。思い立って、年末にA店で戴いてあった「岡本太郎記念館」へ行って来ました。特に鑑賞したい訳ではなかったけれどせっかく戴いたチケットを無駄にしたくはなかったし、万歩計のカウントをなんとかしたい思いもあって実行した美術館行でした。渋谷駅バス・ターミナルから新橋駅行に乗り南青山6丁目で降りてすぐの所にあります。
「芸術は爆発だぁ!」の岡本太郎画伯のインパクトは強烈でした。遠い昔にはCMでもよく目にしましたね。作品では下北乗換で姉の所へ行くので井の頭線のコンコースで「明日への記憶」は月に3回は観ています。頂いたリーフレットにも画伯の残された作品が年代順に載っていました。一つ一つ観て回るのもいいかなと思いつきました。JR神田駅地下道のモザイク壁画・青山こどもの城のシンボルモニュメント「子供の樹」、NHK放送センターのロビーのレリーフ壁画「天に舞う」や57歳の時に設計した大田区山王のマミ会館(週に2回はレッスンの為に山王へ行っています)になど・・・・すぐに実行できそうです。楽しい時間が増えそうです。
このアトリエで創作活動。
ドア・ノブちょっと変わっています。他ではあまり見かけませんね。岡本太郎さんらしいかしら?
思い起こせば1967年大阪万博のシンボル。あまりに有名な「太陽の塔」ですね。両親の誘いを受けて私達も幼い二人の子供を連れて大阪万博へ出掛けました。日本国中から大阪への人口の移動があったくらいにたいていの人は一度は見に出かけたのではないなかしら?どこのパビリオンの入り口にも人人の波で並んで順番を待つのも幼子を守りながらの見学は随分と神経を使っていた記憶だけで見学して覚えているものは今、残念ながら殆どありません。新しい時代の幕開けにテーマを掲げたそれぞれのパビリオンの発表もあったのでしょうに・・・。あの頃はアートの興味は今とは違いまだ薄かったのかもしれません。太陽の塔の内部がこんなものであったとは今日初めて知りましたし、画伯があの当時の日本の社会に問いかけたもの。そしていまを生きる人にもたらしたもの。深く観ていませんでした。2月21日から始まる第2期の企画展も是非見たいと思います。
今年3月には「太陽の塔」が再生するそうです。秋に公開を目指して長編ドキュメンタリー映画も撮影中と宣伝していました。あまり気乗りしない美術館行でしたが、見ごたえがあったし、知らずに通り過ぎてきたことも少し詳しく分かった?様な気がしてホント良かったです。
美術館を後にして骨董通りをゆっくりウィンドショッピングして目の保養。結局渋谷駅まで歩いてしまいました。渋谷駅東口の開発は目まぐるしいです。「ヒカリエ」が終わって現在は「渋谷スクランブルスクエア」や銀座線の渋谷駅の移動工事中です。スクランブルスクエアはヒカリエより高いビルになるそうです。