世界遺産の旅 北京
国際線の発着が羽田空港になってとても便利になって嬉しいです。今回の旅の計画はすべてSさんが決め進めてくれました。5日位の旅では前前日のトランク集荷をして貰う必要もなくとても楽です。7時10分に彼女とGカウンターで待ち合わせ、参加の受付とEチケット(控)を受け取りさぁ~旅のスタートです。個人チェック・インだから楽ですね。
日本航空(JL)21便に搭乗。日航のボーイング787の機体にドライモン描いた「ドライモン・ジェット」が今年初めて羽田→北京に就航しました。同機は後方のドアが「どこでもドア」になっておりドライモンやスカイツリーが描かれています。機内ではドライモンの紙コップで飲み物サービスが受けられます。運よく「ドライモン・ジェット」に搭乗でき、CAさんが写真を撮って下さいました。
機内食
3時間ちょっとのフライトで北京空港到着。北京首都国際空港は中国最大の空港でアジアで最大級の規模世界第2位のハブ空港。広い、広い目を見張ります。前回の旅行は広州白雲国際空港でその時もローカル線に乗り継ぐのに時間がなくて端から端までの移動で苦労した覚えがあります。入国審査を終えて無人シャトルに乗って(ここで彼女とはぐれてしまいました)BAGGAGE CLAIMで荷物を受け取りました。
現地ガイド(尹さん)がステッカーを掲げてお迎えに来ていました。無事に合流。3日間の観光がスタートします。スケジュール表では3日目になっていた北京市内観光は故宮博物館の月曜休館に当る為1日目に変更になりました。ガイドさんのお話では今日は北京の気温は今夏最高だそうで40度を超えているそうです。堪らないですね。
世界遺産 天壇公園
最初に訪れたのは「天壇公園」1998年に登録された世界遺産です。明清時代の皇帝が天に対して祭ごとを行った宗教的な場所(祭壇)です。敷地面積273万平方メートルあります。天壇公園長廊下に集う北京市民はトランプ・将棋などを楽しんでいました。お金をかけることは禁止だそうでせめて食事代をご馳走するといったささやかな物ならOKだそうです。停年退職者は入園料が無料、一日ここで時間を潰すそうですが、いたるところのベンチにゲームを楽しむ市民(高齢者)、幸せな老後というのかしら?みんなまだ若く感じられて日本の60歳とはちょっと違う所かな?と思いました。
京劇鑑賞
街のレストランで夕ご飯を戴いた後、梨園劇場で京劇を鑑賞しました。京劇は中国の古典歌劇(オペラ)です。独特なセリフの言い回しや素晴らしい歌唱力、歴史絵巻の様な華麗な衣装、公演前の役者の化粧をするところからその様子を見せてくれました。ホテルの1階にある梨園劇場の内部は前方がVIP席になっていて食事や飲食をしながらの鑑賞が出来るとの事でした。私たちは中段より後方、いろんな国からのツーリストで席は埋まって居ました。京劇に触れ合えた一時間でしたが、今朝は早く起きたので最後は疲れも出て、いねむりが・・・さすがに辛かったです。北京での観光一日目は無事に終了です。