定例協議会の後「認知症になっても住みやすい町に必要なもの」をテーマに3回目の学習会に出席してきました。
先日(6月2日)の新聞記事によりますと、65歳以上の高齢者の認知症の人は推計15%で2012年の時点で約462万人に上ることが厚労省研究班の調査で分かったそうです。さらに認知症になる可能性がある軽度認知障害の高齢者も約400万人がいると推計され65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍となる計算だそうです。恐ろしい数字です。できれば逃れたいけれど、こればかりは認知症に絶対ならないという保証は一つもない訳で困ったものです。
前回の学習会に引き続いてグループ・ワークで多くの意見や考えを発表し合いました。今回は特に認知症に対する近所や地域の理解が必要になるので小さな勉強会をするのにどのような所から始めていった方がよいかということの意見交換でした。いろんな意見が出ましたが、出席された高齢福祉課・在宅介護支援センター・地域包括支援センターの予防担当者や担当保健師さんたちが意見を持ち帰り検討を重ねて結果が出るものと思います。行政に期待をするとともに私たちも行政との連携がうまくできるようにできることから身近にある小さな事からやっていきたいと思っています。