毎月第一日曜日が「家庭の日」であった事を今回の講演会で初めて知りました。家庭教育の大切さは特別に意識をしなくても誰もが感じている事なので「家庭の日」を改めて設けなくてはいけないものかしら?とも思うのですが・・・。
深めよう!親子の絆
考えよう!家族の関係
品川区青少年問題協議会が掲げたキャッチ・フレーズです。千葉大学教授明石要一先生を迎えて荏原文化センターで開かれた講演会に行って来ました(区民憲章制定30周年記念行事でした)。
余り期待して出掛けた講演会ではなかったのですが(割り当てなのでやむを得ず・・・・)でも先生のお話はとても面白く一時間ちょっと、先生の話に吸い込まれていました。時代の変わり様から始まり、団塊の世代でお孫さんを持たない人が25%、高校教育を終えた後に進学も就職もしない若者は15%、ミーティングが出来ない子供、シュートを打ない子供、塾通いで放課後が消えたなど・・・厄介な問題の提起の後に家庭ではどうしたらよいものか?のお話になりました。
明石先生のご提案は
1)晩酌文化の復活
2)お宮参りで子供の地域デビュウー
3)子供は地域の宝を再認識
でした。2)3)は私も常常思っていたことでしたが1)の晩酌文化の復活の先生の云い分は、とても分かりやすくそして面白くて大きく頷けるものがありました。私の子供頃の夕食は必ず父親の帰りを持ってから家族揃って夕食のお膳を囲みました。実家でも嫁ぎ先でも父親の威厳にいつも圧倒されていたような気がします。若い人達の家庭に父親不在の夕食でなく、せめて一週間に一回や二回は家族で食卓を囲む位の簡単な努力はして貰いたいですね。優しいばかりでなく時には強い父親になって欲しいと望みます。子育ての終わった私達でなく沢山の若い人達にもっとこの講演は聴いて欲しかったなぁと思いました。
※会場で貰ったファイルには「家庭の日」にはこんなこと。家庭で大切にしたいことがプリントされてありました。誰でもできる簡単なことです。