中原児童センター主催の運動会へ行って来ました。「世代を超えた出会いと交流」をテーマに乳幼児から小・中・高校生・大学生それに私達おとなも参加した短い時間でしたが楽しい運動会でした。
こちらのI館長さんとは以前にお目にかかってお話の機会を持つことが出来ました。東日本大震災の為に中止になってしまいましたが「ティーンズ・フェスバル2011」開催のご案内を戴いた直後だったと記憶しています。町内にある区の施設なのに伺う機会のないままに過ごしていましたが昨年の暮れから地区協で少しお役を戴いているので、きちんと自分の目で見て確かめて置こうと考えて訪問した時の事でした。
私が以前から描いていた児童館は少し暗いイメージでしたが、子供たちが学校で過ごした後の時間をこのセンターで色んな活動が出来るようにこころくばりがしてあり、お喋りをしたり、本を読んだり、ゲームをしたり、楽器で遊んだり、ダンスをしたり・・・明るくて子供たちが安心して時間を過せる所で安心いたしました。
子育てをとうに終えている私ですので、近所の子供たちと普段接する機会も少なくて、時たま目にする新聞紙上の記事や学校の出来事など、どちらかと言うと良くない話題が多くあり、こんな子供たちが増えていってはこれからの世の中どんなふうに変わっていくのかと少々心を暗くすることもありましたが、館長さんにお会いして児童館の中を案内していただき、児童館の取り組みなどのお話をうかがっているうちに悪いほうにばかり考えていた自分が恥ずかしくなってしまいました。
若者の気質を指したことばに三無主義(無気力・無関心・無責任)、さらに無感動を加えた四無主義というのが以前にはありましたが、このセンターでの若者の活動を聞く限りではそのような心配はない気がして嬉しくなりました。初めからこんなに良い状態であったわけではなく、さまざまな問題と向き合い取り組みながら結果を出された館長さんをはじめ職員の方達の指導が功を奏しているという事でしょうか?それにその導きを受け入れる子供たちの素直な心があったからでしょうか?
さて、本題の運動会の話題に戻しますがこの児童館で活動している子供たちや利用している若いママ・パパたちが運動会へ参加したり、お手伝いしているのです。進行のアシスト・小さい子どもたちのお世話やグランドの整備(暑い日だったので薬缶で水撒き)など子供たちの喜ぶような動物の着ぐるみを着て一生懸命です。すごい!すごい!皆良い笑顔でした。
※総監督・責任者I館長さん・名司会・進行のIさん。
「今日はご苦労様。暑かったでしょう?」の労いに「大丈夫です。暑くないような生地でできているのですよ」って・・・。疲れも見せずに爽やかな笑顔が若者から返って来ました。本当に有難うございました。
(私は「0歳児親子のお花を咲かせよう」・「生き残りゲーム」・「綱引きゲーム」に参加。明日からの筋肉痛が心配なところです)。